いまさら落ちモノパズル
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一つ前の冬のことだったと思う。目黒にて。
「桜井さんにね……。落ちモノパズルを作ってほしいんだよね」
水口さんは語る。
「はぃ?」
思わず聞き返す。
おおざっぱに分類すれば、"落ちモノパズル"とは、『テトリス』や『ぷよぷよ』のように、上からブロックなどが降ってきて、それを並べて消すタイプのパズルゲームを指す。
水口さんのハナシを受け、いまさら、
この2004年において、落ちモノパズルはないんじゃないの!?
と、正直に思ったことを口にした。
その時の水口さんのハナシの要点は、以下のような感じだった。
水口は新会社を設立する。少人数構成で、足回りのよい会社にしたい。
当然、人材を多く割くような大きめのプロジェクトは走らせることができない。
携帯ゲーム機、PSPとニンテンドーDSが登場する。そのどちらかで、映像と音で感覚的に楽しめるゲームを提供したい。
小さめのゲームを複数、ブランド化したい。それはピンボールでもブロックくずしでもいいが、新感覚を楽しめるもの。
第一弾として考えているのが"落ちモノパズル"。
すでにパズルゲームの企画、実験を少人数で進めている最中。
言わんとすることや狙い、あるいは本音は自分なりに理解できる。だけど、はたしてそれで良いのだろうか? とも思う。
とりあえず、"落ちモノパズル"について考察してみた。
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