照明は白くしましょう
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 この"ひそレポ"では、あくまで自分の視点で見たものをひそかにレポートしている。なので、人さまの会社の内部事情について触れることはしないつもりだ。これからは、さらに多くのことを省略しながら"ひそレポ"を書くのだろうと思う。
 
 だけど、これだけは他の会社の参考になるかもしれないので書いておこうと思う。
 開発室の照明は白くしましょう!
 
 Qの照明は、図のようにオレンジの光がスポットライトのように室内を照らすようになっている。


▲こんな感じ。


 この手の光は、やすらぎがある色であり、食べ物などをおいしく見せる色だ。


▲ほーら、晩ごはんもこんなにおいしそう。


 Qに入る前、メテオスの開発中の画面を見ていて、どうも青緑っぽさが抜けない、と思っていた時期があった。それはある程度狙ってやっているのかもしれないけれど、傍目になんか違和感があった。
 
 原因の一端が、この照明にあるのかもしれない。
 
 基本的に色合わせは開発用DSでおこなうのだが、赤い光の成分が最初から上乗せされることで、製作しているゲーム画面の赤が滅色される恐れは充分にある。
 
 クール系のゲームなら、あるいは普通のモニターや充分な発色が得られるゲームなら、影響が少ないかもしれない。しかし、確認を取るのはあくまでDSの画面だし、『メテオス』は赤系もしっかり使って華やかに見せたいゲームだ。
 
 昔の会社時代。サングラスをかけて仕事しているデザイナーがいれば怒っていた。自分の目で、正しく自然な色で見ることは、特にデザイナーにとってとても重要なことだ。
 
 だから、ゲーム会社の照明は白くしましょう。オトコばかりの現場でムーディにしても仕方がない。
 
 なお、自分に与えられた席は、デスクなどがなくて開発室の隅にある会議スペースの角。カベが背後にしかないので、間接照明みたいな光配置は難しい。
 
 さらに、当時Q社内で停電が頻発したため、節電のため照明の数は少なくなった。結果として真上に配置された照明から、光と影が色濃く浮き出る。
 
 それは自分の目をすごく痛めつけた。目薬はかつて無いスピードで無くなっていったし、視力もすこし下がったようだ。

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